2012/11/29

お客様第1号

「ポーネ はじめの一歩」の初めてのお客様のこと、私はずーっとずーっと覚えていると思います。

11月4日、「あいとぴあコンサート」のことです。このイベントには、岡谷・茅野のハンディキャップをもつ皆さんとボランティアの皆さん50名を招待しました。
コンサートが終わると、1人の男性がCD売り場に立つ私のところにかけてきて、「ありがとうございました。」と、お礼を言ってくださいました。


「私の38歳に娘は、ダウン症介護度4の重度のハンディを持っています。今まで音楽会に招待されても途中で騒ぎ出し、いつも連れ出さなければいけませんでした。でも、今日のコンサートは、最初から最後までニコニコきいていてね。。。私も周りもとにかく、びっくりでした。なんか心に響いたのでしょうね。で、「あれほしい」と言うんです。あの子が「ほしい」なんてことを言うのは、はじめてのことです。」と、『はじめの一歩』をお買い上げいただきました。

「ピアノと樹音で始まったコンサート、エー大丈夫なのかなーと心配したんですよ。いやーよかった。
私も娘同様2人の演奏に、心が癒されました。」と、言ってくださいました。

 
その後、娘さんの様子をたずねると、「朝起きると首から下げ、お守りのように夜寝るまで下げています。時々吹いたり、大事そうに触ったりしてね。安川さん次回も楽しみにしています。」

何よりの嬉しい感想でした。

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