2015/12/06

優しい音色のクリスマスCDをぜひ作ってください

というお客様のリクエストに応えて、CDを作ったのは2007年のこと。
その方は看護師さんでした。
「病院でクリスマスのCDをかけたいんだけど、にぎやかな曲が多くて」


そんな声をすくいあげてCDを製作したのは「ユバルアンサンブル」でした。
ユバルアンサンブルは、 自然素材の楽器で演奏するユニットでした。

      安川  誠      木の笛
      市原 すみ      アイリッシュハープ
      市原幸夫      ギター・ウッドフルート
「from yatugatake」という讃美歌CDのvol2で実現しました。


 




自主制作のCDの録音は、建築間もない原村の八ヶ岳高原教会をお借りしました。
森の中に立つ、木造の素敵な教会です。
録音は礼拝堂の窓を開け行いました。初夏、吹く風はさわやかでした。

楽器が響くと木で作られた建物が「バキッ」と音を立てて、、、
性能の良いスピーカ―だったら、その音も聞こえる、そんな大きな音でした。
今、思い出しても楽しい録音現場でした。

「from yatugatake」シリーズは、3枚。累計10000枚ほど出ました。

ユバルアンサンブルは、2010年に安川誠が病気で亡くなり自然消滅してしまいましたが、購入いただいた方々からは多くの声をいただきました。


・なかなか寝付けず困っていたのですが、このCDのお陰でよく眠れるようになりました。
・夫が亡くなって、悲しくて悲しくて・・・・・閉じこもることの多かった日々。それでもと出かけた体操教  室 でこのCDを聞いて、すごく心が休まって、、、、このCDを聞くために体操教室はお休みしません  でした。どこに注文したらよいかしらべて、やっとそちらにたどり着きました。
・つらいことがあって、、落ち込んいた時に友達が送ってくれました。癒されました。ありがとう!
 今度は私がお友達にプレゼントするので5枚送ってください。等々


お客様に喜んでいただき、すっかり完売した讃美歌集です。
 もうこれで終わりのつもりでした。


注文が絶えず、思い切って1と2を500枚づつ再版いたしました。

クリスマスシーズン。是非、ユバルアンサンブル 「from yatugatake」vol2を聞いていただければ
幸いです。

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