これは、樹齢300年以上を経た岡谷市湊地区の赤松を使ったカッティングボード。
通称 行き峠の松
2014年の大雪で倒れたその枝の周囲は、3メートルをゆうに超すものでした。
地元の方々は、「これを 森のオカリナ樹音にして、松をよみがえらせてほしい」と言われました。
実は湊地区は、2006年の大水害で山が崩れ、大きな被害をこうむった地域。
その悲劇を繰り返さないためにも、山を思い出すツールになればと思った。
と話されていました。
「ゆきとうげの松」と書かれた樹音が、 地元はもちろん、全国の樹音の愛好家のもとに巣立っていきました。
次の課題は、樹音にならない部位(遺った木)のつかいかた、
~木を端から端まで生かしたい~
そんな願いを込めてこめて生まれたカッティングボードは、大きさも形もさまざま。
木目も美しく、松脂が 木の内部で固まった脂松はすべすべの表面を作っています。
リゾナーレ books and Café に置かせて頂いています。
反響の大きいこのカッティングボードのさらなる進化について、また
続く
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