フィンランドは森がとてもみじかな存在で、お客様がいらっしゃると時間をかけて「もり散歩」を楽しむそうです。
それがおもてなしと聞いたことあります。
今日は樹音の材料「樹」についてお話してみたいとおもいます。
樹は側に立っているみじかな存在だけど、実はよく知らなない。
とつくづく思います。
ほんとはここにいる誰よりも長くそこに立ち続けているのに、存在してるのに、、、、近いけど遠い。
森のオカリナの製作を始めて8年。
少しづつ「木と音色、樹種など」樹について、学んでいます。
樹音はどういう木でも作ることはできるけれど、樹種、乾燥度によって、部位によって音に違いがあること。硬い木は高音がスキッと響いて存在を主張するし、柔らかい木は音の輪郭がはっきりせず丸く包み込むような感じといえば良いでしょうか。
匂いというか、その木が持つ香りもそれぞれです。ケヤキや、けんぽなし、ヒノキという木は独特の匂いあるけれど、それは全然気にならないという方もいらっしゃって。
桜は、さくら餅の香りだとよく言われます。
匂い、香りは心を癒すと、お香と言う文化はあるけれど、立っている木の匂いは感じることができない。
いろんな樹種の樹音が並んで、「クンクン」と匂いかいでみて、、初めて違いが実感できると言うこともあります。
木に個性があって、人にも個性があってピッタっとあった時をマッチングと言うのでしょうか。
どれだけ眺めていても飽きない。
自然の色。自然の色だからこそ飽きないのでしょうね。
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