2013/08/24

私 安川みどりは、生前の夫からよく「妄想家」と呼ばれていました。
なんせポジティブシンキングなので、、、、話が分かりにくいそうです。
それでは紙に書いてお話しようと図を描いてみるが、それもまたまたわかりずらかったりして、、、夫に自分の考えを理解してもらうことは、大変なことでした。

私は夢をもって生きていきたいと思う人間です。
先日57歳になったけれど、夢を持ちながら、夫亡き後も毎日元気に生きています。

その夢というのは、
夫が遺してくれた「森のオカリナ樹・音」を楽器として後世に遺していくこと。

夫は生前よく言ってました。
「今は何でも権利権利の時代だけど、ピアノは、バイオリンは、ギターは、いったいどうなのよ。楽器というものは、時間をかけて改良を重ねながら「良い楽器」に育てていくものだと思う。権利で縛ってしまったら、お金儲けの対象にしてしまったら進化はストップしてしまうのではないかなー。」

父ちゃんもいいこと言うなー。

 私もそこに共感して、再発がんと闘いながらデザインしてくれた「森のオカリナ樹・音」を 受け取り、
夫の夢であった「やすらぎの音色=森のオカリナ樹・音」を広めていく活動を始めました。

合言葉は「草の根から」

(夫)  この笛は、息を吹き込めば音が出る。50代、60代からでも、今まで音楽に触れたことのな      い人でも吹き方を教えてあげれば簡単な音楽を楽しめる。仲間もできる。すごいことだよ。

(私)  じゃ、そのお世話をする人たちを育てていけばいいね。
    教え方を教えてあげる講座だ!とうちゃん、それをやって見せてよ。

    ということで始まった、リーダーズ講座。
 コンセプトは、『うまい下手ではない』
音楽的な基礎知識はお教えするけれど、人と共感しながらお世話していってくださる方育てるという講座が出発点。

そうやって始まった講座は、ステップアップ講座と名前を変え、夫の遺したマニュアルに桃とカンナが加筆しながら、進化しながら 続いています。

あれから3年数カ月。初級5回講座を終えた人は、30人になりました。

初級を終えた人たちには、中級コースを準備。試行錯誤しながら、桃とカンナは、皆さんのニーズをさぐりながら教室を開いています。。月1回、10数名の方が、個人の技量アップに、アンサンブルを楽しみにと集まられるようになりました。

樹・音を通して、新たな仲間作りが始まっています。

其々の方がそれぞれのやり方で、樹・音を持って地域に出て活動を始められています。

集まられる方たちが楽しいって言ってくださることが、樹・音を広めていくことになっていくと私は思っています。


                  先月の中級教室の様子

夢をもって、あきらめずにコツコツ続けていけば、案外夢は実現するのかもしれません。
いつの日にか。








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