2016/04/09

コピーから感じたこと

先日、リゾナーレbooks and Caféに行ったとき、見つけた本です。









ここは他にはない(本屋の少ない地域に住んでいる私が言うのは何ですが、、、)本のセレクトです。それが楽しくて、ゆっくり本を見てきます。「よければ座ってゆっくり読んでいってください。」というコンセプト大好きです。つい、長居をしてしまいます。


今回は仕事に使えそうと買ってきました。

ページをめくると、いやいや楽しい!!
 80年代から90年代にかけて、名作がそろってますね。
そういえば、思い出してみれば、テレビののCMも名コピーがいっぱいありました。

そのなかで、
こんなコピーを見つけました。

     木が放つ匂いは  木の言葉なんだ


「 木を端から端まで生かしたい 」と、木の仕事に携わらせてもらっている私の胸にことりと響きました。

そうなのそうなの、、そうだよね。
 木は物を言わないと思っているけど、においや木肌や木目で自分を語っている。
そっと耳を寄せると、生きてる音 も聞こえます。

2014年夏、岡谷市湊地区大雪で枝が折れた「ゆきとうげの松」の枝(3メートル以上)を伐採するとき、
何回かに分けて入れたチェーンソー。最後の瞬間湧き出した水が、大粒の涙のように見えた。
それも陽に映えたそれは、まるでうれし涙のようだったなー。















  

いろいろな樹種で「木のオカリナ」を作っている仕事上、その音色の違いも大いに感じる。
先日出来上がった「屋久杉の樹音」の音色を聞くと、1000年の歴史を感じます。


木の、自然の神秘を感じます。





















0 件のコメント:

コメントを投稿