急遽決まったコンサートでしたが20人近い小学生から高校生までの皆さんと、保護者がこの日のために練習を重ねて、吹いてくれた4曲。
なぜだろう。涙がこぼれました。
なぜだろう、、、
今回の奇跡の主人公mさんは、その時にステージに立った5年生女子。
コンサートから1週間後の年末、寒ーい八ヶ岳の麓のhoccoに家族で訪問してくれました。
「あんまり、この子が楽しそうに吹くから、もうちょっといい樹音を買ってやりたいと思って。」とお母さん。
その時彼女が選んだのは、神代ケヤキ。ちょっと高価でした。
「これにしたい。」という彼女の決断を尊重されるご両親。
その後1人で訪ねてくださったお父さんが、
「mは長いこと不登校なんです。でもこの樹音に出会って、短い期間だけど本当に楽しそそうな表情を見せるようになりました。毎日ではないけど自分の意志で学校に行き始めたんです。
だからじいちゃんの果樹園の柿の木を持ってきました。
これで、最高に素敵な樹音をお願いします。」
「あんまり楽しそうに吹くから」
彼女の心の中にともった灯をご両親も先生もそっと見守っていたんだね。
そう思いました。
続く
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